Crazy Over 'D'

海外ディズニーへの旅ログ

上海ディズニー ファストパスについて

上海旅行まで2週間きりました。
私達の旅行日程は、中国本土の連休にも重なってしまったのでパークは混雑必至の可能性が…ということで、混雑時でもアトラクションを楽しみたいのでファストパス関連サービスをチェックしてみました。混雑はお金で解決できる?!

ファストパスの種類

上海ディズニーランドのファストパスは、無料のものと有料のものが用意されています。調べた感じはUSJのエクスプレスパスみたいな感じかな。
いまのところ、世界のディズニーパークで有料のファストパスを販売しているのは上海だけ。(アナハイムのMaxPassはファストパスをアプリで取得する権利を買うためのものだからちょっと違うかな)

無料のファストパス

パーク内の発券機で取得、または公式アプリで取得する方法の2種類。入園後、当日分だけ取得可能。アトラクション入場の時間指定あり。1つ取得したあと数時間後に次のファストパスが取得可能。

有料のファストパス

Disney Premier Access(ディズニー・プレミア・アクセス)というサービス。
パーク内のショップまたは公式アプリで取得できる。アトラクション1つずつでも購入できるし、セット売りもあり。平日や土日で値段が変動する。こちらも入園後、当日分だけ取得可能。アトラクション入場の時間指定はなし。
通常のファストパスでは対象に入っていないカリブの海賊がこちらでは対象アトラクションになっている。

https://www.shanghaidisneyresort.com/en/guest-services/disney-premier-access

Disney Premier Accessの種類

ディズニー・プレミア・アクセス、2019年4月現在のセット内容です。
対象アトラクション(またはエンターテイメント)が8セットのものは1種類ですが、6セット、3セットには何種類かの組み合わせがあります。

8セット

バズ、プー、ピーターパン、カリブ、ロアリング、7人の小人、ソアリン、トロン

6セット

アドベンチャー:バズ、トレイル、パイレーツ、ロアリング、7人の小人、トロン

ファミリー:プー、ピーターパン、パイレーツ、ソアリン、クリスタルグロット、ウッディ

3セット

アドベンチャーA:バズ、ロアリング、トロン

アドベンチャーB:トレイル、パイレーツ、7人の小人

ファミリーA:プー、ソアリン、ウッディ

ファミリーB:ピーターパン、パイレーツ、クリスタルグロット

エンターテイメントエクスペリエンス:アナ雪シングアロング、ミッキーグリ、ストーリーブックエクスプレス

ファストパスが含まれるサービス

上海ディズニーランドにはDisney Concierge Servicesというファストパス、ショーの専用エリア鑑賞権、食事の優先利用権が含まれる有料サービスも用意されています。
平日や土日で値段が変動しますが、事前購入が可能なのが大きなメリット。
ファストパスセットの内容が異なる、クラシックとデラックスの2種類あり。

クラシック

プレミア・アクセスの8セットと同等。

デラックス

プレミア・アクセスの8セットにレックスレーサー、ウッディのラウンドアップ、トレイル、クリスタルグロットがセットになったもの。

https://www.shanghaidisneyresort.com/en/tours/disney-concierge-services/ 

後記 - 有料サービスを調べてみて

各国のパークで様々な工夫がされているファストパスのサービス、上海の有料サービスは簡易版バケーションパッケージという印象ですかね。あと公式アプリは必須。これはどの海外パークでも今では共通かな。
空いてる日は無料のファストパスを使い、混雑している日は有料のファストパスを購入してうまく使えば良さそう。ショー鑑賞のことも考えるとコンシェルジュサービスも捨て難い…というところでしょうか。
いつでもホイホイ行けるなら有料パスは不要そうだけど、せっかくの旅行だったら有料の選択も必要そうです。何より中国の繁忙期混雑が想像つかないし。
快適に楽しめるよう、いろいろ考えておきたいと思います。

 

Disney DELUXE 三昧な日々

3月26日からついにディズニーの定額動画配信サービスが開始しました。
ディズニー、ピクサースター・ウォーズ、マーベルのコンテンツ大好きな私得な最高のサービス!

www.disney.co.jp

2つのアカウントとスマホアプリが必須

Disney DELUXEを使用するには、ドコモのdアカウントとディズニーのアカウントの2つが必要です。もともとどちらのアカウントも持っていたので登録作業は至ってスムーズでしたが、2つもアカウントが必要というのはよっぽどのディズニー好きでなければ、結構ハードルが高い気がします…。
Disney DELUXEに入会すると、スマートフォンアプリを4つインストールするよう表示されます。動画鑑賞については「Disney Theater」アプリをダウンロードすればOK。このアプリがないとサービスが使えないので注意です。

TVでの鑑賞方法(FireTV編)

Disney DELUXE対応デバイスはこちらのとおり。

【動画 ディズニーシアター】
スマートフォンタブレット
Android ™ 5以上、iOS 11以上  

 

<PC>
Windows7以上(対応ブラウザ:Google Chrome™、FirefoxMicrosoft Edge
macOS X以上(対応ブラウザ:Google ChromeFirefoxSafari
最新版のブラウザでのご利用を推奨します。  

 

スマートテレビ
Android TV搭載のスマートテレビ  

 

<セットトップボックス>
Amazon FireTV、Amazon FireTV Stick(Fire OS5以上)
Apple TV(tv OS11以上)
Chromecast™(ご利用になるには上記のスマートフォンタブレット機器も同時に必要です。)

我が家にはFireTV Stickがあるので、テレビで鑑賞するのがメインです。
FireTV側にもDisney Theaterのアプリをダウンロードすると、専用のURL(とそのQRコード)が表示されるのでスマホでアクセスします。表示されるキーをFireTVに入力すると、Disney DELUXEとデバイスの接続が完了して動画が観られるようになります。

アプリの操作・再生

FireTVのアプリにも漏れなく検索画面が用意されているけど、なぜかキーボード等が出てこないので、コンテンツの検索はスマホのアプリで操作してます。(これ私だけ?)
お気に入り登録していけば、FireTV側にも連携されるのでそこから動画再生してます。
ということで、好きな映画や番組をお気に入りに入れまくってます。お気に入りもフォルダ分けとか出来たらいいのになぁ。

再生に関しては、シリーズものの番組なら1話終わると次の話を自動再生するので、かけっぱなしにしておけます。これはAmazonプライム・ビデオ等と同じですね。おかげで日々オースティン&アリー三昧です。
今のところ、言語や字幕の変更もサクサク動くのでストレス無く動画再生できてます。

コンテンツ

公式サイトで配信されているコンテンツが検索出来ます。

theater.disney.co.jp

大手有名動画配信サービスに比べたらコンテンツ数は劣るけれど、ディズニー社のコンテンツを満遍なく観たい層には月額700円はお安く感じます。
今日までに観たものは、こんなかんじ。

子供の頃から大好きなロビンフッド、そしてディズニー・チャンネルでどハマり中のレディバグがHD画質でテレビで観られて感動!レディバグはとにかく面白いから、この機会にDisney DELUXE入会してレディバグを色んな人に観てほしい!
そろそろマーベル映画のおさらいもしたいところ。エンドゲームまでに全作品配信してくれたらいいのに。

後記

まだまだ始まったばかりのサービスだし、まだDisney+の希望も消えてはいないのでしばらくはこのままDisney DELUXEを楽しもうと思います。本命はDisney+なのは変わらない。マーベル系のスピンオフ見たすぎる。

preview.disneyplus.com

とにかく現状で、持ってるBlu-rayがほぼ必要なくなるのは確定です。
長編アニメーションで配信されていない大物は「美女と野獣」かな。「ムーラン」がないのも気になるところ。いつどんなタイミングで配信されるのかも楽しみです。

マニアックなものだと他に「コルドロン」とか配信してほしいなぁ。
ミッキーの最新の短編は配信されているけど、昔の短編も配信されたりしたら最強。シリー・シンフォニー・シリーズが配信されたら最強。

…と、妄想や希望は絶えぬばかりです。

震災による休園から営業再開したTDSのこと

DVD、Blu-rayを整理していたところ、友人が撮り溜めたパーク内のビデオをBlu-rayに焼いてくれたものが出てきて思わず鑑賞。
2012〜2013年頃のTDRのパレードやショーの動画がたんまり収録されていて懐かしさに浸っていました。オチェのテラスから撮影したミシカが最高!

ミシカを観ていて思い出すのは、震災後の休園から再開した日の公演。
再開日のディズニーシーのことをいろいろと思い出したので記しておこうかと思います。

休園から営業再開まで

2011年3月11日に東日本大震災が発生し、翌日から東京ディズニーリゾート全体が運営休止に。東京湾に面しているディズニーリゾートですが津波の影響はなく、液状化現象の影響があったのではと言われています。もちろん電力供給の問題もあったのだと思います。運営再開までの約1ヶ月の間は特別なCMも放送されていました。

ディズニーシーの再開

ディズニーランドは4月15日に日中の営業を再開し、夜間営業は4月23日に再開しました。それに遅れて、4月28日にディズニーシーは運営を再開。本来であれば4月23日から10周年のイベントが開始される予定でしたが、イベント自体の開始は9月に延期*1となり、新施設の「グリーティング・トレイル」と新しいレギュラーショー「テーブル・イズ・ウェイティング」、「ファンタズミック!」だけがこの日スタートしました。

運営再開が決まっても、余震や電力、放射能の心配が大きく、世間には娯楽を求める雰囲気はほぼ無かったと記憶しています。それでも東京ディズニーリゾートのために出来ることは、来園することだと考えて再開日にインすることを決めました。

オープン時間より早めにエントランスには到着していて待機していたのですが、あちこちで再開に向けての感想を求めるテレビの取材をしているのが印象的でした。(私達も朝ズバッ!の取材を受けたのでした。多分、放送はされていない。)

いつもと同じ情景と違う情景

朝9時を迎えて、いざ入園。私にとっては約2ヶ月半ぶりのTDSでした。
10周年のイベントが延期になったので、エントランスでお出迎えしているミッキーたちの格好は5周年の衣装のまま。「当たり前か〜」という会話を交えながら、しばらくウェルカムグリーティングを観ていました。*2

再開日は風船も売られていました。
ヘリウムが不足したのはその後だったかな。風船はしばらく販売休止になったはずです。

エントランスではあまり実感がなかったのですが、パークに入ると人がまばら。まさにスカスカ状態で人が全然いないのです。
オープン直後のニューヨーク・デリ前の様子。今では絶対考えられない状態です。

そのままパークを1周しましたが、どこも同じ状態で唯一人が集まっていたのはこの日から始まったグリーティング・トレイルだけでした。

インディー・ジョーンズも待ち時間0分。乗り場に着いたら、私と友人2人だけの貸し切り状態。さすがにこの日の写真は買いましたね。
購入した写真を受け取ったあとにトレイルのミッキーに会いに行って、サインをしてもらったのは良い思い出。ミッキーにも2人だけで乗ったの?って驚かれたなぁ。

レジェンド・オブ・ミシカ

ザンビでのんびりお昼を食べてミシカの時間になったので外に出てみたところ、強風のため休止になるとアナウンスが。しかしゲスコンのキャストさんたちは「まだわかりませんので、このままお待ちください!」と必死にスピール。一体どっちなんだ???と戸惑いながらも、そのまま待っていたら風バージョンでミシカ開始。

途中で休止になってしまうのでは…とハラハラしましたが最後まで完遂。まさにレジェンド・オブ・ミシカでした。確かに風はあったけど、みんなの衣装を羽ばたかせていてとても神秘的でした。拍手もすごかった。

エンディングのシー・オブ・ドリームスがかかり、ミッキーの「世界は1つ、僕らは家族」のセリフに甚く感動しました。このセリフが特に刺さる時勢でしたので。

新しいショーたち

「テーブル・イズ・ウェイティング」はこの日からドックサイド・ステージにてレギュラーショーになり、私達は15:30の回を観賞しました。ミニーが登場したときの周りのどよめきは忘れられない思い出。*3

夜になり、ハーバーには「ファンタズミック!」を待つ人でいっぱいになりました。この頃の私は海外の情報には疎く、全く前情報がない状態で鑑賞しました。
ソーサラーハットのバージやウォータースクリーンの演出などどれも新鮮で、一気にファンタズミックの世界観に魅了されました。たっぷりヴィランズも活躍しますしね。

そういえば、当時はディズニーシーに初めてシンデレラ登場!ってすごく報道されていたなぁ。推すところはそこか?という違和感。笑

終わりに

ミシカ公演のあのキャストやパフォーマーの皆さんの絶対開演して完遂するぞ!という意気込みと、それに引き寄せられるゲストの期待感は、やはり地震発生時にミシカを途中休止しないといけなかったところから来ていたのかなぁ。と思っています。
ミシカをやり遂げる=もう大丈夫だよ。というメッセージに受け止めた人があの瞬間たくさんいたと思います。

それと同じように、夜のファンタズミック!公演後もそういった雰囲気に満ちていた記憶です。10周年のお祝いはまだ始められないけれど、ディズニーシーは新しいことも始めて、楽しみを求めにくる人たちの準備ができましたよ。という大きなメッセージを感じた特別な1日でした。

再開後の閑散具合と時勢から、本気で東京ディズニーリゾートの事業が傾くのではという心配が自分の中ではあり、この年は年パスを購入したり、ファンダフル・ディズニーに入会したり、出来る限り貢献できることをしていった年でしたね。

しかし、そのときOLC株を買って貢献していたら良かったのになぁ、というのは今だから思えることですね。。

 

*1:TDSオープン日の9月4日に開始

*2:当時はまさかこの衣装がレギュラー化するとは思いもしません

*3:2008年のディズニー・ア・ラ・カルト時代と衣装が変わったため