Crazy Over 'D'

海外ディズニーへの旅ログ

上海ディズニーランドの食事

恒例の食事録です。
同じアジアということで、日本人の口にも合う食事が多いかなという印象です。
もちろんディズニーパークなのでアメリカンも多いです。

Royal Banquet Hall

到着日の夕食に利用しました。予約はホテルに到着した際にコンシェルジュにお願いして、夜のキャッスルショーの優先鑑賞権をつけた状態で予約してもらいました。
ロイヤルバンケットホールはお城の中にある、テーブルサービスのレストランです。
キャラクターダイニングでもあり、正装したミッキー、ドナルド、デイジーがテーブルに回ってきてくれました。

食事は前菜、メイン、デザートの3種を選ぶ形式で、私はメイン料理に「Crispy Noodle with Assorted Seafood and Spicy Abalone Sauce」を選択。揚げ麺に海鮮が盛り付けられたもので、人生で初めてナマコを食べました。他に、エビやアワビっぽい貝も入ってて結構豪華な具材で美味しかったです。


手前の黒いのがナマコ

本来ならゆったり過ごしたかったのですが、イグナイトの集合時間が迫っていてかなり急ピッチで食事をしたので、そこだけが残念でした。あと、テーブル係のキャストさんは英語が通じなかったり、結構意思疎通が大変でした。たまたまかもしれないけれど。
あと、なんでミニーはテーブルに回ってこないのかというと、レストランに入店してすぐにプリンセスの格好をしたミニーと写真撮影(カメラマン付き)する機会があるからです。

Tangled Tree Tavern

「Tangled」は「塔の上のラプンツェル」の原題です。ラプンツェルに出てくる酒場”かわいいアヒルの子”をモチーフとしたクイックサービス形式のレストランです。

2日目のお昼に利用しました。
食べたのは「Wok-fried Australian Beef and Rice」。ピーマンやきくらげ、ニンニクの芽が入った青椒肉絲みたいな具がご飯の上に乗っているメニューでした。
海外で食べる中華料理はどうしてこうホッとするんだろうか、というくらい安定のお味でした。

Stargazer Grill

スターゲイザー・グリルはトゥモローランドにあるクイックサービス形式のレストラン。ハンバーガーを提供していて、トゥモローランド・テラスの上海版といったところでしょう。
ディズニーパークでは珍しく外にカウンター席が用意されています。夜景がきれいなトゥモローランドを眺めながら食事ができるのは粋な計らい。

2日目の夕飯に利用しましたが、外のカウンター席でアベンジャーズ仕様のハンバーガーを頬張っていました。アイアンマンを彷彿とさせる真っ赤なハンバーガー!

本当はチーズバーガーなんですが、注文時にチーズ食べられないことを伝えたら抜いてくれました。チーズバーガーだから意味があるメニューなんですけどね…こればかりはどうしようもない。3000回、ごめんなさい。

Lumière’s Kitchen

ホテルの記事でも書いたとおり、3日目のランチで利用しました。キャラクターダイニングなのでビュッフェ形式のレストランです。
帰国日のため14時ごろにホテルから空港へ移動する予定だったので、その日の朝にダメ元で突撃してみたらすんなり利用できました。Weekend Brunchを利用できて通常よりお得に利用できました。レストランはすごく広いのに、私達が滞在してた間でも5〜6組くらいしか人いなかった。


この日、私達が一番乗りでした

食事は中華料理が大半で、あとはビュフェらしいローストビーフやデザート類が豊富に提供されていました。
豊富にと表現したけれど、これまで利用したどのディズニーリゾートのビュッフェ形式レストランの中でもダントツのメニュー数だったと思います。とにかく選びきれないほどの様々なお料理が所狭しと並んでいました。 
点心は安定の美味しさ 

回ってきたキャラクターはミッキー、ミニー、プルートでした。
衣装は燕尾、水玉の通常コスチューム。キャラクターは2回くらいテーブルに回ってきてはくれるんだけど、写真撮影は最初の1回しかしてくれませんでした。
ゲストが5〜6組くらいしかいないので、キャラクターたちもすぐに手持ち無沙汰になっていて、不思議なシステムだなぁと思いましたね。(それが空いてる理由?)

キャラダイとしてはスペシャル感がないので、わざわざ行く程ではない感じが勿体無い印象のレストランです。そのうちテコ入れするのかなぁ。
食事の種類の多さと美味しさについては申し分ないのに、本当に勿体無い。

後記

今回も現地ならではのレストランを利用できたんじゃないかと思います。
中華炒め的なものであれば、絶対日本人にも合う味付けなので食に関しては(素材・産地みたいなものを気にしなければ)全く問題なし。
お店で出される飲み物も基本氷なしで出してくれます。(氷いるかどうか聞かれることも多々ありました)
よっぽどのこだわりがない限りはお腹の心配はないんじゃないかなと思います。

上海行ったら、カリブの海賊に絶対乗るべき

旅行前から絶対乗りたいと決めていた、上海版のカリブの海賊について紹介したいと思います。

新世代のアトラクション

上海版カリブの海賊の正式なアトラクション名は「Pirates of the Caribbean: Battle for the Sunken Treasure」(パイレーツ・オブ・カリビアン:バトルフォーサンケントレジャー)。開発途中のCG動画を公開するなど、かなり力を入れて製作されたアトラクションです。

私達の知っている一般的なカリブの海賊を想像していたら大間違い。
アトラクションである「カリブの海賊」をもとに作られた映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」は有名中の有名ですが、さらにそれをもとに作られたアトラクションがこの上海版のカリブの海賊なのです。

ボートライド型のアトラクションで、ジャック・スパロウとともに海中に眠るお宝を探しにいく途中、フライング・ダッチマン号に乗ったディヴィ・ジョーンズに追いかけられてバトルになる…というストーリーです。

映画を見ていればわかると思いますが、フライング・ダッチマン号は海底から海上へ現れる呪われた船です。その船と戦うのですから海底にもぐったり、海上に浮上したり様々なアクションをボートに乗って体感できます。
ネタバレしてしまうと感動が間違いなく半減してしまうので、ここまでの表現にとどめておきます。間違いなくそのシーンでは声が出ます。老若男女、国籍問わず、驚くとみんなこうなるんだな、と思った瞬間でした。

2019年5月時点で、東京、アナハイム、フロリダ、香港、上海と各国のディズニーパークを巡ってきましたが、このアトラクションはどこのパークにもない、唯一無二の新世代のシステムが採用されたアトラクションです。

カリブの海賊に感じるホーンテッドマンション

ゲストの前に初めて現れるジャック・スパロウは、なんと骸骨から一瞬にして私達のよく知る様相のジャックに変化する、びっくりな仕掛けを施されたアニマトロニクスでした。
一瞬で肉体を取り戻すトリックは、ストレッチングルームの天井(首吊り)と同じだし、ゲストに見せたいものを見せるように動くボートはドゥームバギーの根本的な動きと役割そのもの。途中、ディヴィ・ジョーンズの捕虜たちが会話をしているアニマトロニクスも登場しますが、その捕虜たちの表情は歌う胸像を連想させます。

上海にはホーンテッドマンションの系譜を辿ったアトラクションが無いんだなぁと残念に思っていたのでこの発見はかなり嬉しい収穫でした。

実際乗ってみた感想

前述したとおりの驚きの仕掛けやディズニーパーク好きのツボを押さえた演出は勿論だけど、とにかく素直に「これは凄い!」と思えるアトラクションです。
2日間で合計3回乗ったかな。

前述した仕掛けや演出のほか、アニマトロニクスの動きのなめらかさも目を見張ります。途中出てくるディヴィ・ジョーンズがとにかく大きくて、出会ったことに絶望感を抱くレベル。

「上海のディズニーに行ってきました」と話していると「力を入れている/目玉のアトラクションは何なの?」と問われることが多々。カリブの海賊とトロンと即答しているけれど、建設途中の情報の出し方とか実際の規模感を加味しても間違いないだろうと確信してます。
このアトラクションのためだけに上海に行っても良いってくらい素晴らしいアトラクションでした。

SHDLホテル録 - Shanghai Disneyland Hotel

2泊3日の滞在で、今回私達が宿泊したのは上海ディズニーランドホテルです。
アナハイム、香港に続いて3つ目のランドホテルですが、落ち着いた雰囲気は香港のそれと似ていました。

フロント・ロビー

フロントはチェックイン/チェックアウトを担当するベルデスクと、チケット手配やレストラン予約の対応をしてくれるコンシェルジュデスクが向かい合っている形式で、割とコンパクトな造りでした。

デスクにいるキャストさんたちは全員が英語堪能というわけではないけれど、必ず英語ペラペラの人は1人いるという印象でしたね。お互い母国語が英語でないので、意思疎通するのにひと苦労というシチュエーションはありました。そんなときはGoogle翻訳です。

ラウンジはソファがたくさんあり、私達が到着したときはグーフィーがグリーティングをしていました。

レストラン・ショップ

フロント・ロビーと同じ階に「バレエ・カフェ」と「バッカス・ラウンジ」がありました。どちらも映画「ファンタジア」の世界観を再現しています。時の踊りと田園ですね。

滞在中はバレエ・カフェをよく利用しました。夜22時ごろパークからホテルに戻るとちょうどスイーツが40%OFFで売られていたので、翌朝食べる用に部屋にテイクアウトしました。

毎朝、こんなかわいいドーナツ食べてました。1個38.60元です。700円近いものが40%オフで約400円に。

同じフロアにはパークのグッズが買えるショップ「ティンカーベル・ギフト」もありました。こちらはフェアリーテイルシリーズの秋がテーマかな。

ここまでの施設はすべてホテルの2階に位置していたのですが、1階にはキャラクターダイニングレストランの「ルミエール・キッチン」がありました。
その名のとおり、美女と野獣がテーマになったビュッフェ形式のレストラン。私達は最終日のランチに利用しました。

パークへの移動

ホテル宿泊者はルームキーを提示することで、ディズニーオフィシャルの送迎バス、またはボートに乗ってディズニーランドへ移動することができます。
どちらも大体15〜20分間隔での運行です。ホテルとディズニーランドの間には大きな湖があるので、そこを渡るボートのほうがはやく着きます。ボートはフロリダと同じタイプでした。景色は違えど、ちょっと特別感があります。

ホテルの中庭からパークに向かって見た景色。広い。

パーク側の船着き場から見たランドホテル。広い。

お部屋の仕様

新しいだけあってお部屋はとてもきれいでした。スタンダードルームだったかな。

ベッドボードはスイッチを押すとピクシーダストがお城の花火になる仕掛けあり。
ベッドの間にあるコンセントだけにはUSBポートが2つありました。

部屋にはマエストロなミッキーの絵。

TVボードはエキストラベッドが格納されていました。残念ながらここではディズニー・チャンネルは観られませんでした。
電気ケトルもあり、お水はこちらには4本常備されていました。外で買わずに済んで楽でした。

電気ケトルがおいてあるキャビネの引き出し。充実してる!

その下には冷蔵庫が格納されています。ペットボトルを冷やしたり、買ってきたドーナツを入れておいたり、結構使いました。

水回りもとてもきれい。洗面台は1つですが、こちらにも水が2本常備。
アメニティも十分でした。(歯ブラシもあった)

トイレにかかってる絵もファンタジア。花のワルツのお魚ですね。

後記

上海ディズニーランドホテル、非常に快適に過ごせました。
チェックイン、チェックアウトの時間のフロントは流石にガヤガヤしていましたが、基本的に静かでしっとりとした空間です。
廊下ですれ違うスタッフの方たちも気軽に挨拶してくれるし、ホスピタリティはさすがディズニーというレベル。

客層もこれはひどい…という人は見かけなかったです。さすがにディズニーホテルでも上位ホテルですしね。パーク内のことでも言えるけど、お子様たちが特に自由活発(←言葉選んでる)なのは、お国柄でしょう。という言葉で納得できる範囲でした。

また上海行って滞在するならこちらに宿泊したいですね。お金が許せばですが。。