Crazy Over 'D'

海外ディズニーへの旅ログ

WDW 2014.9 Magic Kingdom④ New Fantasyland編

前記事からの続きで、NewファンタジーランドのEnchanted Forestについてです。 

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リトル・マーメイドのエリア

実はリトル・マーメイドの施設部分は今回全然立ち寄らず、エリック王子のお城の外観だけ見ただけでした。ライド型のアトラクションとアリエルのグリーティング施設があるのですが、アトラクションはアナハイムのDCAにあるものと同じだし、グリーティングはTDSで出来るしなぁ…ということで今回は割愛しました。

美女と野獣のエリア

そして美女と野獣の施設について。アトラクションはEnchanted Tales with Belleのみ。
これはベルと一緒にお話を作っていく…っていう内容だったと思う。はい、今回行ってません。。。

Gaston's Tavern

ガストン達の行きつけである酒場を再現した、カウンターサービスのレストランです。お店の規模は小さいですが、ちゃんとたくさんの鹿の角に囲まれたガストンの肖像画も飾られてますよ。鹿の角でできたシャンデリアとか!ガストン用のチェアとか!お店のメニューにはビール樽風のスーベニアに入った、アップルシナモンジュースとか売っていました。
店前にはガストンとル・フウの噴水もあります。この辺りにガストンが現れてグリーティングしてるとのことでしたが、一度も遭遇しなかった…残念。

Be Our Guest Restaurant

最後にこのエリアの最優先事項、Be Our Guest Restaurantの紹介です。このレストラン、ただのレストランとは訳が違います。
外観も内観も完全に野獣のお城をモチーフにしていて、美女と野獣好きはともかく、まったく映画を見たことがない人でも感動できる精巧な造りになっています。とにかく人気が高いので、予約も取りづらい。前にも書きましたが事前予約はディナーだけで、ランチは並ぶか専用のファストパスを取るかだけでした。オーランド到着時にJALの方にによくファストパス取れましたね。って感心されたくらい。

映画の通り、門があって橋を渡るとお城の入口=レストランの入口があります。ファストパスを取っていることを受付のキャストに伝えると、ファストパス用の列に並ぶように指示されました。ここで15分くらい待ったかな?いざ、レストラン内に通されると、内部でも行列が。ベルが最初にお城に入った時のように、鎧がずらりと並んでいて何かゴニョゴニョと喋っていました。再現性高い…。

列がある程度進むと、ダイニングプランを使うかどうか聞かれていつものようにMagic bandで処理します。さらにそこからメニューを選択する端末に案内されます。この端末で自分が食べたいものを選んで、Magic bandをタッチします。すると端末からレシートがスルスルと出てきます。その先は自由に好きな席を選んで座るだけです。食事をする部屋は3つに分かれていて、野獣の部屋、ボールルーム、ギャラリーがあります。1番人気のボールルームに向かったら、なんとタイミングよく窓側の席が空いていたのでそこに座りました。

ここで重要なのは、誰にも案内されず自分たちで好きな席を選んだことです。

待つこと数十分。端末でオーダーした料理が運ばれてきました。
「すごい!なんで私がそれを頼んだことと、ここに座ってることがわかったの?!」なんて白々しいリアクションは置いておいて、ここのレストランの特別さはこうしたサービス内容にあります。

オーダー時にMagic bandをスキャンしたことがミソです。Magic bandには位置情報を確認する機能がありますので、それを使って席までオーダーした料理が運ばれてきたというわけです。何が凄いって、テーブル単位でその位置情報が把握できる技術です。テーブルとテーブルの間隔は普通のレストランと変わりないくらいの広さです。

前記事のSeven Dwarfs Mine Trainのようなハイスピードで駆け巡るコースタータイプのアトラクションで撮られた写真でも、ちゃんと自分の写真が配信されているのだから相当緻密なレベルで位置情報が把握出来るんだと思います。
(乗り物の写真とレストランの座席とは位置情報を読み取る仕組みが違うかもしれないけれど…) 

そして魅力のもう一つは、料理の美味しさ。今回、色々なレストランに行きましたが味も雰囲気もここが1番でした。私がオーダーしたのはQuinoa Saladです。AちゃんがオーダーしたCarved Prime Chuck Roast Beef Sandwichも美味しそうでした。
デザートもアメリカ特有の甘~いものではなく、繊細な味が表現されていましたよ。

ひと通りのお部屋を散策して、出口に向かうとステンドグラスが。
最後まで美女と野獣の世界観にどっぷり浸かれる、最高のレストランでした。次回もまた利用したい!